靖国神社へ、前夜は剣術の稽古
今年も8月15日、靖国神社へ
”治らない”が改善へ!”諦めてた”アレコレがラクに!バイオメカニクス整体、宗像菜々子です。
やっぱり暑いので、ブルーグレー、綿麻しじら織りの小紋に、甚三紅(じんざもみ、黄味がかった紅色のこと)、楓文様の紗の名古屋帯で。
朝一番からこの行列・・・
志半ばに散った兵学者、大村益次郎は、今の日本をどう見てるでしょう?
この大村益次郎、実は腑分け(ふわけ、解剖のこと)が上手だったそうです。医学博士西原克成先生から伺いました。もともと蘭学、蘭方医学を学んでいたため。
江戸の刑場で死刑囚の遺体をつかって、教育目的の腑分けだったそう。日本刀の切れ味も良かったのでしょう。
例年は、この大村益次郎像近くで待ち合わせして、東北大学名誉教授田中英道先生たちと一緒に参拝、その後は直来(なおらい)、という流れだったのです。
それもまた感慨深い戦後80年。
前夜は、武術家甲野善紀先生のご指導を受けに、武術の稽古へ。
そこで剣術を主に。
”昭和の今武蔵”と言われた國井善弥伝の構えを。
宮本武蔵のイメージだそう↑
余談ですが、この國井善弥さんのおかげで、今日の日本武道があると言えるかも。
戦後GHQは、武道が野蛮だとかで武道を禁止しようとしたんです。
そこで、気骨のあるイマドキでない日本の政治家が動き、日本の武道家とアメリカの銃剣術の猛者との勝負で決めることに。
この場でアメリカ人から刺し殺されても文句言えない、そんな雰囲気だったそう、占領下ですからね。
そこで白羽の矢が立ったのが、”昭和の今武蔵”ですよ。
こちらは木刀、アメリカ人は銃剣というハンデ大有りのなか、もうあっという間に、相手の首を木刀で押さえ、身動きできない状態へ。圧倒的な実力差ですよね。
おかげで、今日の武道があるのですね。パチパチパチ。
それはそうとして、ソの字立ちで、下段小手(げだんこて)から円を描いて、虎落(もがり)で落とし込むって、基本的な形なのでしょうが、ムズイ。
ワタクシやってみましたら、
「全然違うな」と甲野先生。
「初めてだも~ん」と、図々しいんです。
稽古中は、なにやっても自由な雰囲気なのですが、私はひたすらこの國井善弥伝の下段小手を何度も。
細かく教えてくださった先輩女性が、
「この刀の形を生かすのがいいんですよ」と。ふ~ん。
私の木刀↑
峰があって刃がある、その形を生かすように動かせばいい、とのこと。
「だから、この形だから、日本人で良かった~って思うんです」
なるほどー!日本刀ならではの形ですもんね。
と励んでましたら、それをご覧になった甲野先生が、
「おっ、さっきと全然違うな」と。うふふ、丁寧に教えていただきましたおかげです。
突然ですが、こちら
古代出雲歴史博物館にて。弥生時代の古墳から出土した剣(4世紀~6世紀)。
今と全然違う形なんですよね。これまで美術品にしか興味なくって、刀剣とかスルーしがちでしたが。
改良に改良されて、今の形となったのでしょう。その形を生かすって、武道はやはり奥が深い。
稽古終了後、甲野先生に改めて、下段小手からの動きを見ていただきました。
細かい点をいくつか指摘くださいました。はい、また精進して参ります。
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