アダムの肋骨から作られたって~!?

きっと良くなる!ますます良くなる!必ず良くなる!東横線学芸大学駅1分癒道整体ヘルメスでございます。

すんごく面白かった本のレビューでございます。

『できそこないの男たち』(福岡伸一、光文社新書)

できそこないの男たち

女の子と男の子、ひとりずつ生み育てました。育児の中で感じた、個体差ではない性差、これはいったいなんだろう、ずっと疑問を抱いてきました。

それに対するヒントが得られれば、と読み始めました。

夕刊のコラムで、この気鋭の生物学者さんの博識なこと、卓越した文章表現などは承知してました。

実際読んでみて、生物学的な知識を得る以上に、ミステリー本としても、とっても刺激的!DNAを写本にたとえたり、わかりにくい事柄を学術的でない方法で解説される、発想の豊かさにも圧倒されました。

生物好きには、面白くてたまらない一冊です。知の喜びを随所に感じ、クラクラ陶酔を覚えることも。
そうして、疑問に対する解答は得られたか?

アダムの肋骨から生まれたとされながら、遺伝子の伝達という核心プロセスでは主役を演じる女性。

へ~、そんなことがあったのね~という華麗な挿話を挟みながら“福岡伸一”流の解は導かれました。“できそこないの男”の方の答えです。

そこは女性は決して踏み込むことの出来ない領域ですから、もちろん大変有益でした。

カレー市民

上野公園の“カレーの市民”(みなさま男性かと)もうなだれてました。

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