宗像菜々子、いざ宗像大社へ!その1
2017年9月から、お仕事上、“宗像菜々子”と名乗らせていただくことにしました。
その際、名前を考えてくださった先生が、
「宗像大社をお詣りすると、喜んでいただけるでしょう」と、お話くださいました。
それを伺ってから・・・・
なんとなく、今年中に宗像大社にお詣りしなくては!
と考えるようになりました。そういえば、私にはありがたいことに、福岡在住の従姉妹がいるのです!
Facebook で交流があるのですが、改めて確認しましたら、なんと、
宗像市在住!ではありませんか!
数年前に引っ越したそうなのです。というわけで、今回、従姉妹との再会&宗像大社お詣りへ行って参りました。
朝の飛行機で福岡へ。2時間足らずで到着、けっこう近いものですね。
待ち合わせの駅で、従姉妹と27年ぶりの再会!懐かしい・・・
子供のころ、姉妹のいない私にとっては、姉のような優しい従姉妹で、毎度彼女との別離の後は、号泣していたものでした。それも懐かしい思い出です。
相変わらず、従姉妹は優しくて、そのまま宗像大社へ連れて行ってくれました。
意外と、こじんまりした、参道に土産物屋さんがわんさかしてない、静かな佇まいでした。
お正月や行事の際には、駐車場も敷地内も、大渋滞で混雑するそうなのですが、ゆったりお詣りすることができました。もちろん昇殿参拝をと、お願いしたのですが、要予約だったのです!
(1週間以内に、天皇皇后さまがお見えになられるそうで、その準備でお忙しかったのかもしれません。)
飛行機と従姉妹のお宅に泊めていただく段取りを済ませたら、OKかと思ってたのですが、こちらは予約が必要だったのですね。
ですが、従姉妹が懸命に取りなしてくださって、翌日昇殿参拝を授けてくださることに!!
誠にありがたい限りでございます。
心字池でございます。おっと、浮世絵風の構図ではありませんか。
皇統守護のご神勅をいただく鎮祭の由緒より、皇室のご紋である“十六菊花”紋を、表紋として用いておられるそうです。
裏紋は、歴代の宗像大宮司家の家紋でもある、ご神木の楢ノ木の葉と実をあしらった文様だそうです。
御本殿はこのように、オープンエアー♪
人と神さまの位置が、遠く隔たれていない身近な印象です。
この御本殿の壁面上方に、三十六歌仙の、雅な絵札が掲げられていました。
こちら、境内にありました絵馬堂ですが、光が美しいですね。昇り龍のような♪
こちら、まぁどこかで見たような・・・そうです!伊勢神宮にもこのようなお社、ありますよね。
第二宮(ていにぐう)、第三宮(ていさんぐう)になります。
まずこの読み方は、漢の時代の前、中国の呉の時代(三国志の時代です)の読み方なのだそうです。
どんだけ歴史があるんだか~!!さすがですね。
宗像神社は、古事記によれば、建速須佐之男命(スサノオノミコト)と天照大神(あまてらすおおみかみ)が、自分は邪心を持っていないことを証明するためにした“うけい”という神事の際に、生まれた三女神を祀っています。
三女神は、田心姫命(たごりひめのかみ)、
湍津姫命(たきつひめのかみ)
市杵島姫命(いちきしまひめのかみ)さまです。
(漢字が多いので、覚えにくいですね)
このうち、市杵島姫命さまがお祀りされてますのが、ここ宗像大社、辺津宮(へつみや)になります。
湍津姫命さまは、大島の中津宮、田心姫命さまは、沖ノ島の沖津宮に。
位置関係はこんな感じ!
同心円状に、対馬や福岡、小倉、遠くに釜山が並び、その中央に沖ノ島が鎮座ましてらっしゃる!
そしてよく知られているように、田心姫命さまの沖ノ島へは神職か、年に一度だけ、許された男性のみがお詣りできるという、歴史ある神社なのでありました。
世界遺産に選ばれたことで人気なのでは、とガイドブックなど探しましたが、皆無でした。
私も初めてこちらに来て、この地図を拝見しまして、ビックリ!ただの偶然ではないように思われます。
というわけで、こちらの第ニ宮、第三宮は、
中津宮、沖津宮の摂社なのでございます。
しかもこちらの建物は、宗像三女神の御親神(みおやのかみ)である天照大神(あまてらすおおみかみ)をまつる伊勢神宮の別宮の古殿を、式年遷宮後、特別に御下賜されたものだそうです!
どうりで、既視感があったのね~。
こちらは、高宮祭場へと向かう高宮参道。
高宮祭場は、辺津宮後方にある小高い丘にあります。
ここは、宗像三女神が高天原から最初に降り立たれたと伝えられる場所だそうです。
神さまを迎えてお祭りをする磐座(いわくら)が置かれ、古代の神事が伺われます。
辺津宮より高い位置にあるのですが、温かい、なんとも言えない心地よさを感じる甘い空間でした。不思議です。従姉妹はピアニストなので、また何かインスピレーションを感じたようです^^
良かった!
夜は、優しい従姉妹ご夫妻と、お寿司をいただきました♪ ありがとうございました!
中津宮については、また後ほどアップします!
こちらもまた、驚きでした!