関西へ!聖徳太子薨御(こうぎょ)1400年
聖徳太子といえば、今やマンガの方が有名なのかもしれません。
ですが、まじめで勤勉、ウソつかない誠実で穏やか、思いやりのある日本人、東北大震災でも世界が目を見張った日本人のあり方は、この聖徳太子によって形づくられたようです。
(35歳の聖徳太子像 ”日本人の心の原点・聖徳太子”叡福寺パンフレットより)
東北大学名誉教授、田中英道先生の一連の著作からよくわかります。共同宗教としての神道に加え、個人宗教として仏教を取り入れることで、日本人の心の安寧などが醸成されることになったようです。
その聖徳太子が薨御(こうぎょ、皇太子にはこの言葉を用いるそうです。)されたのが622年。今年はちょうど1400年後となります。
すごいですよね、1400年も前に、世界から称賛される日本人の精神的背景を方向づけたとは。
思想家としても、当時海外でも有名だったようですよ。『三経義疏さんきょうぎしょ』という仏教に関する分厚い論文も遺してらっしゃいます。
ということで、
空路、大阪へ。富士山きれいです。
かなり早朝だったので、大阪の喫茶店でモーニングを。梅田駅前の喫茶店、喫煙自由でびっくりしました。
時間がありましたので、大阪城公園をお散歩。
緑いっぱいで、すてきな公園でした。
シャガ、好きなんです~。可憐ですよね。
そして、大阪城公園のすぐ近くにあります、”鵲の森神社(かささぎのもり)”へ。
聖徳太子が589年建立されたそうです。日本書紀に記述が残されています。主祭神は、用明天皇(ようめいてんのう)、穴穂部間人(あなほべのはしびと)皇后、聖徳太子。聖徳太子のご両親と太子になります。
鵲の森というのは、聖徳太子の命により、新羅へ赴いた吉士盤金(きしのいわかね)が2羽の鵲(かささぎ)を持ち帰り、難波の杜で飼ったことから。
589年、6世紀ってなんと歴史のある国なのでしょう!日本って。
こちらの神社で、昇殿参拝させていただきました。
昇殿参拝後は、宮司さんがこのあたり大阪の歴史について、ご解説。縄文海進、このあたりも周囲は海だったそうです、びっくり。
その後、日本国史学会のシンポジウムへ。全く写真撮ってませんでした^^
で、懇親会へ。
懇親会後、田中英道先生と。
軍事研究家でらっしゃる矢野義昭先生が、熱弁を。
そうして姫路へ移動。ライトアップされた姫路城、美しいです。
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