大変ですよ~!日本の安全保障

安全保障フォーラムに参加して参りました。

テーマは、『西欧近代の超克と日本精神』

 

右から、安全保障フォーラム会長、保守系YouTube動画番組でお馴染み、元陸相矢野義昭先生、弁護士でらっしゃる岡島実先生、哲学研究家フランス人のポール・ド・ラクビビエ先生、東北大学名誉教授、歴史家の田中英道先生。

 

気づいてない人は気づいてないと思いますが、日本の安全保障環境、危機的な状態です。(つっこんだ内容はメルマガで)

王党派でらっしゃるラクビビエさんが、日本にとってのGHQは、フランスにとってのフランス革命だったと指摘。

各地の伝統文化が破壊され、フランス国内を一色にグローバル化されたそう。

ということは、フランス革命が、グローバリズムの発端だったとも言えるのでしょう。

 

岡島先生は、西欧近代が生み出した”共産主義”を病として、妄想による破壊活動・虐殺行為の正当化と定義。

確かに、毛沢東、スターリン、ポルポトと、自国民を何千万人も殺戮してますから。

また”リベラリズム”とは、共産主義の対立概念ではなく同根だとされ、納得です。

そんな時代にあって、日本の伝統的価値が世界的に求められているのでは!?

ということで、矢野先生が日本精神の特質として、まとめられたのが、

・自然の恵みと祖先への感謝と尊崇
・男系男子皇統の継承と、革命・権力闘争回避
・”自由”とは自我からの自由、
・調和と寛容・論争や力の闘争で決着をつけない
・あいまいのまま自然のままでよしとするおおらかさを認め合う世界
・人権よりも察しと思いやり、自由よりも自制、平等よりも分を尊重し分を尽くす
・無私の精神、則天去私、他者との共存と異質な精神の吸収同化

 

京大工学部ご卒業後、文学部で中国哲学も修められた元陸相、素晴らしいですね。

ひとつひとつ深く納得いたします。

 

懇親会で矢野義昭先生と。

私は、和服姿を喜んでくださる方々がいらっしゃるので、和服を纏います(矢野先生から和装でのご来駕を、と)。

 

こちら単衣(ひとえ)の紫付け下げ。単衣ですけど暑いんですよね~、でもやはり国防といえば、なんとなく紫かなと。紗の帯に、珍しい緑色の菊花石の帯留め。

 

自由な感じの鳥紋様、刺繍の袋帯。

 

なにより、田中英道先生は、着物好きでらっしゃいますので。

 

ちなみに、

この着物の裾に入っている絞りの草花紋様、中央に見えるのは、亀さんでは?

 

亀といえば、

こちらは、法隆寺中宮寺にあります、”天寿国繍帳(てんじゅこくしゅうちょう)”の一部。(『聖徳太子展』東京都美術館図録より)

聖徳太子が暗殺されたため、嘆いたお妃の一人が、推古天皇にお願いして、太子が逝かれた”天寿国”の様子を刺繍にしたもの。

残った一部です、なにしろ布は劣化しますから。7世紀のものです。こちらの亀と、上着物の亀、なんとなく図像学的に似ている気がします。

 

 

ありがとうございました。

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