健康に大切なのは、循環とバランス!

読んだ本のまとめなどは、メルマガに書き連ねています。「すごい読書量ですね」と、ご指摘いただくことが多いです。

精神科医樺沢紫苑先生がよくおっしゃってますが、読書が一番”頭をよく”してくれます。おすすめですよ~。

 

 

今回は、とても感銘を受けた本をご紹介します。

 

神道見えないものの力
神道のこころ
神道と日本人
(いずれも葉室賴昭著、春秋社)

 

著者は、故人でらっしゃいますが、形成外科医でその後、春日大社の宮司をつとめられた方だそうです。

興味深いですよね、お医者さまから宮司さんへというご経歴。

”宇宙はすべて循環とバランスの世界”と。

”人体も宇宙と同じ仕組みで、すべてバランスによってできている。バランスが崩れたときがすべての病気の始まり”、とのことです。

私も仕事において、ゆがみが取り除かれてバランスが回復すると、体液の循環がよみがえり、痛みのない健やかな状態に変化されるのを日々目の当たりにしてますので、

まさに言い得て妙!と感じ入りました。

 

(目からウロコのイラスト^^)

この方の博士論文が、傷が治っていくプロセスを追ったものだそうです。

それがなんと、38億年前の生き物の記憶を蘇らせたものだということです

つまり、46億年前に地球が誕生し、冷えた地球に38億年前に最初の生命、単細胞生物が生まれたとされてます。

そのときは、地球上に酸素がなかったため、単細胞生物は呼吸ではなく発酵という方法で新陳代謝していたようなのです。

そうして太陽の光が徐々に届くようになり、水を使った光合成をするシアノバクテリアが生まれ、それによって20億年前に酸素を利用する生物が誕生し、10億年前にようやく多細胞生物が誕生するのですね。

 

 

38億年も経っているのに、ヒトが外傷とか胃潰瘍などを治癒させるのに、同じプロセスをたどるそうです。

出血を止めるために血管が収縮するため、酸素のない状態に。そこでかつて38億年前に行っていた発酵で傷を癒やすそうなのです。

なんとなく自分の人生が100年足らずなものですから、そんな長いスパンで自分自身の体を考えたことがなかったのですが、驚きですね。

そういえば、東北大学名誉教授で歴史家の田中英道先生から、

縄文人が飲酒してなかったから、日本人にはアルデヒド酵素が少ない」と伺ったことも、かなりな驚きでした。でも数千年前。

38億年って、どんだけ!?

 

ヘッケルの”個体発生は系統発生を繰り返す”図になります。(『顔と口腔の医学』西原克成著より)

爬虫類、鳥類、哺乳類に至る進化の各ステージの経過が、母胎での”個体発生(つまり妊娠中の胎児の成長)”の過程において、脊椎動物5億年の歴史が超スピードで再現されることを論じたものです。

ちょうど、つわりに当たるのが、水中から陸上生活への転換を余儀なくされた時期に相当する、と発見されたのが日本の解剖学者、三木成夫先生です。

だっからお母さんも、辛いのですね~!

 

ですから神道にあるように、祖先を大事にするのは、当たり前なのですね

祖先といっても、やはりどんだけ!?って感じですけど^^

 

こちらの先生のご本は、かなり示唆に富んでらして、

 

するめのように、噛みごたえと申しますか、読み応えがあります。

私は仕事していて、ときおり迷うこともあるのですが、やはり!と認識を新たにしましたのが、こちらです。

人間の顔は神さまの造られた最高の作品”だそう。

著者は、形成外科医として兎唇など、赤ちゃんの負担を減らすような術式での形成手術を多くされたそうです。

”人間の顔は神さまがお造りになったのだから組織が不足していることはない。

正常な組織が全部揃っている。ただそれが歪んで変形しているだけだから、元の形にもどせばいい、というお考えでらしたそうです。

 

つきつめて、”本当の医学、医療の目的は、人間本来の姿に返す、病気にならない体にすること”と書かれています。

そうですよね、人工的になにかを加えて辻褄合わせることではないですよね。

 

わかりやすく問答形式で書かれていて、とても読みやすいしわかりやすいので、おすすめです。

ありがとうございます。

 

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