重力についての考察が、的確なアドバイスへ【バイオメカニクス整体の特徴って?】その5

「もっと早く知っていたかった」「そんな事、全然知らなかった」など、アドバイスしますとよく言われます。

 

(目からウロコ)

よく研修させていただいてました医学博士西原克成先生がおっしゃってました。

「目に見えないエネルギーについての考察が、全くなされてない」と。

 

(2019年の研修時)

 

そうですね、目に見えないから、忘れがちなのですが、重力が常に作用する地球上に、私たちは生きているのでした。

宇宙飛行士が地球に帰還した様子など見ると、なるほど1Gってものすごいんだわ~、と改めて気づきますね。

そうした重力下での体の使い方の偏りで、自分の体を変形させうる、といった考察が”生体力学(バイオメカニクス)”になります。

私たちの体自体も、重さを持った力学的な存在なのですから。

 

こうした考え方があるので、側わん症、顎関節症など難しい状態に対して、効果的なアドバイスができるのです。西原先生のおかげです。

たとえば、お体に負担がかかりますのでいたしませんが、1度の施術で側わん状態の背骨がまっすぐに整ったとしても、

使い方を変えない限り、またすぐに元の状態に戻ってしまうのです。人間は置物ではありません、動物ですから。

体の使い方のクセって、なかなか手ごわいのです、実は。

 

 

ですから、施術だけでなく、正しい、かつ望ましい体の使い方について、的確なアドバイスを続けることが不可欠なのです。

とりわけ”側わん症”には。

 

(左側が2021.11.13のビフォア写真、右側が、2021.11.21施術3回目のアフター写真)

 

(左側が2021.11.10のビフォア、右側が、2021.11.26のアフター写真)

 

ほかにも、歩き方のクセや噛み方のクセなど、”元の木阿弥(にしてしまう)”要因って、さまざまあります。

お一人お一人異なります。

それを見極めて、その場でお伝えしています。忘れてしまいますので^^

全身扱いますので、カバー範囲が広いのです。

形態学(モルフォロジー)ゲーテの流れをくんでらした解剖学者三木成夫先生が、

”構造のもつかたちが、構造のもつなりたちに他ならない”

”かたちを知らなくて、しくみは考えようがない”

と、遺してらっしゃいます。

 

(吉本隆明が賛辞を寄せ、30刷りを重ねた『胎児の世界』など三木成夫先生のご著書)

 

細部をどんどん調べるのではなく、全体の”かたち”を見なければ、体の構造は明らかにならない、と。

ですから私も、重さをもった体全体の”かたち”を重視しています。

(ちなみに、東北大学名誉教授、歴史学者でかつ国際美術史学会前副会長でらした田中英道先生は、文献のない時代を、遺された物の”かたち”で読み解いてらっしゃいます。こちらはフォルモロジー)

 

というわけで、重力に対しての考察があるから、的確な解決に結びつくアドバイスができる、

これが【バイオメカニクス整体の特徴】その5になります。

 

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