ど迫力!火の表現

水を絵画というか版画で表現したのは、北斎が有名ですよね。

”大英博物館 北斎”展パンフレットより

実は、ダヴィンチも水を描いていた!そうしたデッサンが残されています。

 

一方、火については・・・

絵巻物に迫真の大火が表現されています。上が”平治物語絵詞(ボストン美術館蔵)”、下は、それ以前に描かれた”伴大納言絵詞・炎上する応天門”。

実物はかなり臨場感あるといいますか、凄まじさがひしひしと伝わる巧みな表現力なのです。写真のなかった時代、かなりの力量だと思います。

田中先生は、作家を同定されてます、”住吉慶忍”と。

西洋では、木造家屋でないため火事が稀なのか、このような大火の表現はないそうです。

 

美術史家で歴史家でらっしゃる田中英道先生の講座、西洋美術パートでは、

 

 

スペインの巨匠、ベラスケス。王室専属画家だったベラスケスといえば、上写真のような、フェリペ3,4世の騎馬像など肖像画が多く残されています。

フェリペ2世は、フィリピン(フィリピンとはフェリペの国の意)占領後はその触手を、日本へ伸ばそうと考えていました。

まずは宣教師を使って偵察させ、その後は植民地へと狙っていたのですが、豊臣秀吉があまりに強かったので”タイコーに”フィリピンを奪われるのでは、と戦々恐々だったということが、スペインの古書に遺されています。

スペイン古書にのこる秀吉がフェリペ2世にあてた書簡は、武力の自信と知性にあふれた立派なもので、ほれぼれとする内容です。今の政治家には・・・。

奇しくも、ふたりとも同年亡くなりました。

 

それはさておき、ベラスケスの作品には、よく道化師風の異形の人が描かれています。

不思議だったのですが、ハプスブルク家の血族結婚によるものでは、とのお話でした。なるほど。

この日は、紬の小紋、

チョコレート色の紬風名古屋帯、左側に田中先生^^

ありがとうございました。

 

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