”赤べこ”が赤べこである理由・・・?知ってましたか?
赤べこと言えば・・・
あの見慣れた”赤べこ”のデザインって、実は!!
日本国史学会の学術大会が開催されました。
代表、田中英道先生のご挨拶
軍事研究家、矢野義明先生による幕末期の海防思想の系譜。林子平、佐久間象山、吉田松陰、高杉晋作、騎兵隊について。
弁護士、岡島実先生による”日本国憲法案要綱の作成について”。
社会契約論に基づいて規定される欧米の憲法。そもそも日本は全く社会的土台、國柄、国民性、歴史が全く異なるため、本来の日本の國体に沿った憲法を、という共同研究。
こちらの憲法”前文”が素晴らしいのです。日本人の日本人による日本人のための憲法が誕生するといいですね。
大阪電気通信大学、高見先生による”日本書紀の紀年問題に関する考察”
日本書紀と古事記に記載される年の違い、それから欠史八代、それらナゾを一掃する新しい考え方について。
こちらによると、すべて数字が一致するそうです。そしておもしろいのは、そうした年号が、唐長安城の数理モデルに一致しているのだそう。
この数理モデルに傾倒した人たちが、記紀編纂に関わっていたのだろう、と。
かなり興味深く拝聴しました。
そして、”赤べこ”。写真撮影など禁じられてましたので、画像なしです。
”本邦における天然痘流行史、国際比較と各時代の特徴”という、大阪大学中井先生による発表。
天然痘ウィルスは、BC1500年ごろ、ラクダ痘が人に伝播して出現、ある時期から猛毒化。
日本での流行は、大陸との交流の波とほぼ一致しているそう。
18世紀ジェンナーが、牛痘(乳しぼり女性など)にかかった者は、10日ほどで回復し二度と牛痘にかからないどころか、天然痘を発症することがないことに気づき、種痘を始めました。
日本にも幕末の嘉永2年に種痘が伝わり、その後、明治9年の予防接種法により普及が進んだそうです。
そこで、中井先生が紹介してらしたのが、赤べこ。
赤べこの体にでかでかと描かれた二重の円!これって、牛痘模様そのものズバリ!のようです!
ずっと、何の気なしに見てましたよね。皮膚にあらわれる”牛痘”とほぼ同じ形状です。検索で見てみてください。
子供が、天然痘など重病に見舞われることなく、牛痘などで健やかに成長できるよう、そんな祈りを込めて作られたのでしょう。
愛がありますね~、赤べこも。
単衣の大島紬。髪の毛なんとかしろよって、感じで、すみません。
櫛織り幾何学柄の帯。
女子会で、パスタプレート
手作りスノーボールいただいちゃいました!ありがとうございます。
それにしても、日本の歴史長いし奥深い、そして子孫に対する愛に満ち溢れていますね。
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