飛沫防御に、マスクより効果的なものって!?

全世界で品薄状態が続いているマスク。

 

 

自分が咳き込んでいるのなら、マナーとしてマスク装着は必須でしょう。

 

ですが、そうではなくて、よその飛沫から防御するために、というのなら、もっともっと効果的なものがあるって、ご存知でしょうか。

私はそれを十二分に活用してますので、マスクはほとんど使ってませんし、マスクのために行列もしません。

 

 

それは、鼻です。厳密には、鼻を使った呼吸、鼻呼吸です。

呼吸なんて、鼻でしても、口でしても、同じでしょ、私もそう思ってました。

ですが、それが、全く違うのでした!

 

(『アレルギー体質は口呼吸が原因だった』西原克成著 青春出版社より)

私が研修を受けておりました西原先生の著作の図をお借りしてます。

■この下、口呼吸の図を見ますとわかりますね。口からダイレクトに汚れた空気を吸い込むと、空気中の細菌やウイルスが、のどの奥にある扁桃組織を直撃してしまうわけです。

ちなみに、哺乳類の中で、ヒトだけが口呼吸できるようになってしまった動物なのです。お喋りするようになり、大脳は飛躍的に発達しましたが、それと引き換えに、口呼吸というリスクも背負ってしまったのです。

 

(『健康は呼吸で決まる』西原克成著 実業之日本社より)

■鼻からのどにかけては、副鼻腔とよばれる空洞(上図)が四対あります。場所に応じて、前頭洞、上顎洞、蝶形骨洞、篩骨洞、といい、鼻腔の左右にペアであるのですね。骨でできた大きな空洞です。

鼻腔とすべての副鼻腔の表面は、繊毛と粘膜線をもつ上皮で覆われているそうです。この粘膜線から分泌される粘液が、ホコリや細菌、ウィルスなどをとらえ、繊毛がそれを運び鼻汁や、のど側に行ったら、痰として排出する仕組みなわけです。

それだけでなく、鼻腔、副鼻腔に入った空気は、37度に加温され、しかもほぼ100%に加湿されてから、肺へと送られるそうなのです!

ちなみに、新型コロナウィルスは、湿度50%、22度で死ぬらしい、という情報がありますから、副鼻腔最強ですね。

それだけでなく、気管や肺は、乾燥にとても弱く、乾いた空気にさらされると、すぐに炎症を起こしてしまうそうですから、やはり鼻で呼吸をするのが、正解なのです。

ちなみに、女性への朗報です~♪

鼻呼吸習慣が身につきますと、空気が副鼻腔をきちんと循環するようになるためでしょう、目の下のクマや、目の周囲のお肌のくすみがなくなったり!嬉しい効果が目に見えて^^(『口呼吸をやめれば若くなる』西原克成著、青春出版社は、サロンで貸し出ししてます)

 

 

■のどの奥の扁桃組織について、補足しますね。

 

(”西原博士の美呼吸健康法”パンフレットより)

 

のどには、私たちの体を守る、最初の防御壁とも言える、ワルダイエル扁桃リンパ輪とよばれる組織があります。

これを発見したドイツの解剖学者ワルダイエルは、「すべての病的現象は、ここから始まる」と評したそう。

上から、耳管扁桃、咽頭扁桃(アデノイド)、口蓋扁桃、小扁桃、舌扁桃という5つのリンパ組織で構成されています。

これらは、白血球をつくる器官です。ここで、外から入ってきた細菌やウィルスは、白血球が消化して無毒化してくれる仕組み(これがまさに免疫です)なのですが・・・。

白血球は36度以下では、細菌などを消化しないため、口呼吸によって扁桃リンパ輪が冷えると、自動的に細菌を吸収してしまうのです。それだけでなく、口呼吸習癖を続けていると、口蓋扁桃、小扁桃などがオーバーワークにより機能不全に陥ってしまうことも。

 

では、どうしたらいいのでしょうか!?

鼻呼吸習慣を身につける!

 

 

意識して、口を閉じて、鼻呼吸する習慣を身につけましょう♪

口の周りの口輪筋が衰えていることが多いので、口輪筋力アップのためのトレーニング(唇を突き出したり)もおすすめです。

 

とはいえ、私も悩んでおりましたが、寝ている間の口呼吸は、なかなか阻止できません。

■イビキがうるさいと言われる
■朝起きたら、口の中がねばついてる
■朝起きたら、のどが渇く・・・
■睡眠時無呼吸症候群といわれる

こうした方は、もれなくお口をあけて眠ってらっしゃいます。

一気に、安らかでしかも十二分に休息した、そんな睡眠を得たい、という方にはこちらがおすすめです。

 

というわけで、マスクよりもはるかにハイスペック!しかも自前で出来ちゃう鼻呼吸、お試しあれ~!

 

 

 

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