フェルメール展へ!ヤポンセ・ロックで♪

だ~い好きなフェルメール展へ、行って参りました。東京都美術館で開催されてます。

 

東北大学名誉教授で国際美術史学会副会長でらっしゃる田中英道先生と、美術館内のカフェで。

田中先生は、じゃ~ん!

右側に置いてますのが、田中英道先生ご著書『誰も語らなかったフェルメールと日本』、

こちら名作です。本当に、誰も書いてこなかったフェルメールと日本との濃厚な接点があぶりだされます。

そうなんですよ~、

フェルメールの時代は、日本が出島でオランダとのみ南蛮貿易をしていた時代だったのです。

フェルメールだけでなく、スピノザや

顕微鏡を初めて使ったとされる著名なレーフェンフック(フェルメール死後の管財人だったんです)も、

さらにレンブラントが、そういえば妻サスキアに日本の着物を着せる絵は有名ですよね。

この時代、オランダでは”ヤポンセロック(日本のガウン)”つまり着物がセレブなお召し物として流行っていたそうです。

たしかに、名画”真珠の首飾りの少女”の襟も、着物っぽいですよね。

それで、私も”ヤポンセロック”で参加いたしました。

刺繍の半襟でも変えていけば良かったのですが、時間的な余裕がなく・・・。

 

メインというか唯一のフェルメール作品が、こちらの”手紙を読む女”(ドレスデン美術館蔵)。

1979年X線写真によって、実はフェルメールの死後、細工が加えられていたことがわかりました(田中先生著作にも明記されてます)。

それがこちら

 

女性の奥の壁面に、キューピッドの絵が掲げられていたのです。

なかなか良くできたパンフレットです。

フェルメールと同時代の画家の作品など鑑賞できます。

 

ただ田中先生のように、日本との接点、日本の影響と考えられる美術モチーフの変化(宗教画から静物へ)という重要な視点はなかったです。

私はずっと以前から、フェルメールが大好きだったのですが、田中先生のご本でその理由がわかった氣がします。

かなりおもしろいです。図が多くわかりやすく描かれています。

誰も語らなかったフェルメールと日本』(田中英道著、勉誠出版)

 

それにしても、著名な美術史家と美術鑑賞をご一緒できるなんて!

みなさま、ありがとうございます!

 

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