神在月の出雲、行ってきました3

19遺跡、神社、どんだけあるの~!

16)黄泉比良坂・伝承地

古事記にある、最後にイザナミとイザナギが分かれた場所、とされる。

巨大石。

 

17)山代二子塚古墳

なにかと雄大な風景。

方墳がふたつだったと考えられています。

気持ちのいい場所でしたので、「先生、お写真撮りましょ」と。

 

 

18)神魂(かもす)神社

こちら、国宝です。

紅葉が美しい。

日本最古といわれる神魂神社。いわゆる大社造りの原点。だから”神魂造り”とすべき、という意見も。

もともと王宮だったため、本殿が正面ではなく、こちら右側を向いているそう。

境内には、このような神籬(ひもろぎ)や洞窟も。

まばゆい光が差す田中先生。

19)八雲立つ風土記の丘(展示学習館)

 

ここから、”額田部臣”(8世紀?)という銘文入りの大刀が出土。

 

石室の模型。

20)八重垣神社

解放的な拝殿。神紋は、亀甲紋に椿。

昇殿参拝前の記念撮影。

巫女さんの神楽もあって。

神社裏手のいずみ。願いをのせた紙が戻ってくるとその願いが叶う・・・とか。

 

 

21)熊野大社

 

日本書紀に、720年”厳神の宮を作らしむ”と記載あり、出雲大社よりも歴史が古い。

 

 

毎年 10 月 15 日に鑽火祭 (さんかさい) が行われるのが、上の鑽火殿。

火を鑽 (き) り出すのに使う火鑽臼 (ひきりうす) と火鑚杵 (ひきりぎね) を熊野大社から出雲大社へ送り出すお祭り。

出雲大社ではそれを使って 11 月 23 日の古伝新嘗祭 (こでんにいなめさい) の火をつくるそうです。

鑽火祭には出雲大社国造みずから臼と杵を受け取りに行くのだそうですが、その際大きな長方形の餅を持参。

熊野大社側からは亀太夫という下級神職がでて、餅が去年より小さいとか、色が黒いとか難くせをつけ、出雲大社側と押し問答のすえ、この餅をうけとるのだそう。そして、かわりに臼と杵をわたす、という亀太夫神事が行われているそうです。多分長年。

”亀太夫(かめだゆう)”って、なんで亀なんでしょう?

 

鑽火祭を描いた画。

 

22)須賀神社

須佐之男命と大国主命をお祀りする須賀神社、全国1800社ある須佐神社の総本山。

 

大きなお祀り当日にもかかわらず、お話伺えることに。私の右側の方は、氏子さんの国会議員さん。菊のバッジがキラリン。

 

そうして、お忙しい宮司さま、少しだけお話くださいました。

こちらの宮司さま、黒いお召し物。こちらは、神社庁1級宮司さんのもののようです。風格がおありです。

その後、平安絵巻さながらの神事が。

 

多くの氏子さん、お待たせしちゃいまして、ごめんなさい。

須賀神社、大鳥居前で。日の丸が美しいですね~!

 

23)島根県立古代出雲歴史博物館

 

やはり、この博物館の一大メインといえば!この柱!

直系1,35メートルの巨木を3本束ねたものが、

このように9つ配置されて、神殿を支えていたようです。

このように立派な神殿が!パルテノンのよう!

奈良の大仏よりも高かった、そう平安時代に口ずさまれていたそうですから。

 

それから、荒神谷遺跡で発掘された358本の銅剣。下が本物。上は出来上がったばかりをイメージしたレプリカ。

 

そしてカモ岩倉遺跡で発掘された銅鐸。

この日も、大変盛沢さんな一日でした。

 

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